トーキョーN◎VA
日曜のN◎VAのアクトがものすごくおもしろかったんで、いまさらながらプレイレポートを書こうかと。
アクトトレーラーとハンドアウトはこんな感じ。
トーキョーN◎VA Detonation
「過去からの亡霊」
アクトトレーラー
一人の男がいた。男の名はクーゲル。
男は、妹のために殺して、殺して、殺しつくした。
その凶弾は、妹すら殺してしまった。欲望に巻き込まれて。
その過去は男を変えた。
カーライルの盾(カブト)はカーライルの銃弾に姿を変えた。
だが、男を邪魔に思う奴がいた。その欲望は、男の憎悪より黒かった。
男が嫌うカーライルの闇が、ミミールを連れてやってくる。
「妹」という過去の亡霊を引き連れて・・・
トーキョーN◎VA Detonation
「過去からの亡霊」
今、運命の扉が逆回転する・・・
PC①推奨スタイル:レッガー コネ:クーゲル 推奨スート:ハート
ある日、君の元に一通のメールが届いた。ただ「Help me」と書かれた文と赤い銃弾のアイコン。そして北米行きのチケット。幾多の修羅場を共に潜り抜けたクーゲルからのものだ。組織の掟においても、兄弟を見捨てるわけにはいかない。君は、単身、北米に向かった。
PC②推奨スタイル:タタラ コネ:ジョバンニ 推奨スート:ダイヤ
目の前にいる神経質そうな男、その男はG・C・Iの研究医だと名乗った。彼は、君の医者としての腕を高く買っており、ぜひ、自分の勤める医療機関について犯罪被害や災害による障害に悩む子供たちを助けて欲しい、と。君は彼の強引な薦めにより、一度その施設を見学に行くことになった。
PC③推奨スタイル:カブト コネ:シンシア 推奨スート:クラブ
雨のそぼふる日。君の家の前に一人の少女が立っていた。彼女の名はシンシア。彼女は兄を助けて欲しい、とぼろぼろになった体でプラチナムとチケットを差し出した。行き先は北米。ハイリスクハイリターン。だが、君にはなぜかシンシアを見捨てることができなかった。彼女がN◎VAに似てるように思えて。
"錆びた魔眼”アドリアーノ=鉄観音
レッガー=クロマク●=カリスマ◎
夏人の母親を持つ、北米系N◎VA人。カーライル・シンジケートのアドリアーノ・ファミリーを仕切るカーポであり、その瞳は魔眼と呼ばれるほどの威圧感を持つ。
N◎VAのカーライルとしては穏健派で、古き良きシシリアン・マフィア。クーゲルとは古い友人。PLは早川剛
エルリック=ミューラー
タタラ●=フェイト◎=イヌ
元ブラックハウンドに所属しており牙王の主治医を務めていた。今は、闇医者兼探偵をうらぶれたスラムでやっている。
かなりの人情家。謎めいた過去をいくつも隠し持つ男。っつーか、アクトの度に新しい設定がわいてくる。PLは風見鳥渡
レイナ=リューミラク
バサラ=カブト●=カブトワリ◎
クールで金にがねついように見えて、実は女にやさしい新進気鋭のカブト。最近、ナイトワーデンに所属した。
バサラの家系の血筋らしいが、血が薄いらしく、三日に一度しかバサラ能力を発揮できないらしい。PLは水氷玲那
とりあえず、オープニングでクーゲルが北米から「Help me」とだけメールをよこしたせいで、いきなり鉄観音がマフィアの血の掟モード全開だったり、腹心がビッグオーのドロシーみたいな無表情萌えキャラで渋く。
ミューラーはミューラーでG・C・Iからの依頼だってことだけで疑いまくるし。(絶対、裏があるから調べよう、みたいな)まさにドクターK。ゴッドハンドだし。
レイナは新人さんなのだが、ベテラン二人に触発されたかクールに見えてウェットなカブトを演じる。
好調な滑り出し。
今回は、演技・演出をできるかぎりスタイリッシュ&クールに決めていこうという方向だったので、舞台裏では余計な演出なしでさくさく進行。
でも、序盤の手札が悪かったらしくて情報詰まる詰まる。
鉄観音のPLの機転により、なんとか合流に成功した後は順調にイベントを消化し、情報を集め、クライマックスへ。
100体のヒルコトループをマグマの渦に飲み込む(天変地異)の演出等で一同盛り上がる。
メインヒロインであるシンシアがおとなしめなのに対し、敵側ヒロインはフォウ=ムラサメっぽいというか強化人間な演出に。
クライマックスでは、ゲストの神業の残りの読めなさに緊迫感漂う戦闘に。
結局、キャストは誰も死なず、人質となっていたクーゲルも守られ、シンシアも幸せになれた。
そしてエンディングへ。
レイナはN◎VAにやってきたシンシアとお茶&買い物へ。日常に戻っていくエンディング。
ミューラーは、事件そのものを<制裁>で裁いて世界を少し平和にしたり。
そして、鉄観音はヤロールでクーゲルと会話。友情を持ちつつも、理解りあえない漢たちが背を向け合ったところでエンド。